こんにちは!大規模修繕窓口の河内です。
築20年以上の賃貸アパートやマンションを所有していて、
「空室が埋まらない」「家賃を上げたいけど難しい」
「修繕ばかりで収益が伸びない」
と感じていませんか?
実は、修繕とリフォームを上手に組み合わせることで、
建物の資産価値を守りながら入居者満足度を高め、
結果的に家賃アップにつなげることができます。
この記事では、
「修繕×リフォームによる収益アップ戦略」をテーマに、
効果的な工事のタイミングや優先順位、
具体的なリフォームの工夫などを分かりやすく紹介します。
修繕とリフォームを組み合わせた収益戦略の基本
修繕とリフォームは似ているようで異なる目的を持っています。
修繕は建物の劣化部分を直して「元の状態に戻す」こと、
リフォームは「付加価値を加える」ことで物件の魅力を高めます。
両者を組み合わせることで、単なる維持だけでなく、
収益性の向上を目指すことができます。
修繕のタイミングでリフォームを一緒に行うメリット
たとえば、外壁塗装や防水工事を行う際に、
玄関ドアや共用廊下の照明もLEDに変更したり、
宅配ボックスを設置することで、
物件の印象が格段にアップします。
こうした工夫は、
入居希望者の選択肢に入る確率を大きく高めます。

工事を分けて実施すると、
何度も足場を組む必要があり、
その都度コストと手間がかかります。
一度の工事でまとめて行えば、効率よく予算を使えます。
静岡市のあるアパートでは、外壁塗装と同時に
玄関ポーチにセンサーライトと宅配ボックスを新設。
家賃は2,000円アップにもかかわらず、
1ヶ月以内に満室となりました。
収益アップにつながる具体的なリフォーム内容
収益性を上げるには、入居者が「住みたい」
と思えるポイントを押さえたリフォームがカギです。
大きな工事でなくても、
細かな設備変更や見た目の改善で
十分に効果を発揮することがあります。
人気のリフォーム内容ベスト5
リフォームの中でも、入居者からの評価が高いのは次の5つです。
- 玄関ドアの交換やシート貼り(見た目の刷新と防犯性向上)
- エアコンの新品交換(夏の空室対策に効果大)
- 水回りの部分リフォーム(キッチン・洗面所・浴室の使いやすさ)
- 宅配ボックスの設置(共働き世帯に好評)
- アクセントクロスの導入(内装の印象がガラッと変わる)
これらは費用対効果が高く、比較的短期間で施工可能です。
特に水回りとエアコンは、
入居決定率に直結する設備といえます。
私自身が担当した静岡市内のマンションでは、
築25年で空室率が30%でしたが、
浴室のシャワーヘッドと照明を交換し、
アクセントクロスで内装を一新しただけで、
半年後には満室になりました。
修繕計画とリフォーム計画を連動させるコツ
長期的に安定した経営を実現するには、
修繕計画とリフォーム計画を「同時に立てる」ことがポイントです。
計画的に資金と工事内容を整理することで、
不要なコストを削減しつつ、
最大の効果を得ることが可能です。
長期修繕計画にリフォーム費用を組み込む
修繕積立金を元にした長期修繕計画には、
外壁塗装や防水工事などの基本的な修繕内容が含まれます。
ここに、5年・10年ごとに行う
「戦略的リフォーム」の予算も組み込んでおくことで、
資金繰りに余裕が生まれます。
計画的なリフォームは、
突発的な空室対策ではなく、
「入居率を高水準でキープする仕組み」となります。
資産価値を長く保つことで、
将来の売却時にも高評価を得やすくなります。
また、地域の不動産会社との情報交換を通じて、
ターゲット層のニーズを定期的にチェックすることも重要です。
単身者向けかファミリー向けかで、
選ぶべきリフォームの方向性が変わってきます。
まとめ
「修繕とリフォームを組み合わせた収益戦略」は、
単なる維持管理にとどまらず、
収益を高めるための積極的なアプローチです。
修繕のタイミングを活かして、
費用対効果の高いリフォームを取り入れることで、
入居率の向上や家賃アップにつながります。
長期的な視点で修繕とリフォームを計画することで、
無駄な支出を抑えつつ、
入居者にも選ばれる物件に育てることができます。
静岡市でアパート・マンションの大規模修繕、
外壁塗装、防水工事を検討している方は、
是非この記事を参考にしてくださいね!
大規模修繕窓口では、
静岡市でお客様にピッタリのプランを提案しています。
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