こんにちは!大規模修繕窓口の河内です。
アパート・マンションを管理している大家さんの中には、
「防水工事って本当に必要?」と悩む方もいるでしょう。
しかし、防水工事を後回しにすると、
建物に深刻な被害が出るリスクがあります。
この記事では、
防水工事を放置した場合のリスクや必要なタイミング、
費用の比較をわかりやすく解説します。
防水工事を行わないまま時間が経過すると、
雨水や湿気が建物内部に侵入し、
構造体の劣化を招きます。
これは、建物全体の寿命を縮める深刻な要因となります。
特に屋上やバルコニー、
共用廊下のような部分からの漏水は、
時間とともに下階に影響を与え、
入居者からのクレームや退去の原因にもなります。
防水工事を怠ったことで、
屋上からの漏水が原因で
鉄筋コンクリートが錆びて膨張し、
コンクリートの剥落が発生した例があります。
これは「爆裂」と呼ばれ、
修繕費用は数百万円に及びました。
また、バルコニーの床が劣化し
雨が階下に染み出して天井にシミができ、
入居者からの補償請求があったケースもありました。
防水工事を放置すると、修繕だけでなく、
住民対応や損害補償など、
精神的・経済的な負担も重くなります。
防水工事の目安は10〜15年に一度とされています。
築年数が経過している場合や、
ひび割れ・水たまり・シートの浮きなどの症状が出ている場合は、
早急な対応が必要です。
適切なタイミングで防水工事を行えば、
建物の寿命を延ばすことができ、
入居者の満足度も向上します。
屋上防水であれば、
工事費用は100万〜250万円程度が相場です。
放置して爆裂や漏水補修が必要になった場合、
その費用は500万円以上かかることもあります。
防水工事を「予防保全」として考えることで、
結果的に支出を抑えられるのです。
また、修繕計画に組み込んでおくことで、
資金の準備もしやすくなります。
防水工事には大きく分けて3種類あり、
建物の状況や予算に応じて選択します。
それぞれの特徴を把握しておくことで、
適切な判断ができます。
①ウレタン防水:最も一般的な方法で、比較的低コスト。施工も柔軟性があり、複雑な形状でも対応可能。ただし、耐用年数は10〜12年とやや短め。
②シート防水:塩ビやゴムのシートを貼る方法で、耐久性が高く、耐用年数は15年程度。ただし、施工には下地の状態が重要で、費用はやや高め。
③FRP防水:強度が高く、耐久年数も10〜15年。ベランダやバルコニーに最適。施工面積が狭い場合に効果的だが、広い面積にはコストがかさむ。
建物の形状や現在の防水状況を診断して、
プロと相談の上で選ぶのが賢明です。
「防水工事、放置するとどうなる?」
という疑問に対して、
建物の劣化・漏水被害・補償トラブル・高額な修繕費用など、
放置による多くのデメリットがあることが分かりました。
防水工事は「今すぐ必要ではない」と思いがちですが、
実は早めの対応が結果的にコストを抑える近道です。
屋上やバルコニーに小さな異変があったら、
迷わず専門家に点検を依頼することをおすすめします。
静岡市でアパート・マンションの大規模修繕、
外壁塗装、防水工事を検討している方は、
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