築20年・30年・40年…年代別に見る修繕の必要性とタイミング

こんにちは!大規模修繕窓口の河内です。

アパートやマンションを長く経営していると、

「築20年を過ぎたけど、そろそろ修繕が必要なのか?」

「築30年を超えたが、どの部分を優先的に修繕すべきなのか?」

といった疑問が出てきますよね。

今回はそんな大家さんの不安や悩みにお応えするために、

「築20年・30年・40年…年代別に見る

修繕の必要性とタイミング」

というテーマで、

修繕の目安や注意点を詳しく解説していきます。

この記事では、各年代で必要になる修繕内容やその背景、

放置した場合のリスク、

そしてコストを抑えるためのポイントまでご紹介します。

築年数による修繕計画の立て方が明確になり、

将来の出費やトラブルを防ぐ助けになりますので、

ぜひ最後までお読みください。


築20年:初めての大規模修繕が必要なタイミング

築20年を迎えると、

外壁や屋上の防水性能の劣化が進行し、

建物全体の資産価値が下がり始めます。

このタイミングで

初めての大規模修繕を行うことが一般的です。

修繕が必要な理由と項目

築20年では、主に以下の修繕が必要です。

  • 外壁の塗装やシーリングの打ち替え(紫外線や雨風による劣化)
  • 屋上防水(雨漏りのリスクが高まる)
  • 鉄部のサビ止め・塗装(バルコニーや階段など)

築22年のマンションでは、

外壁に細かいひび割れが見られ、

放置していた結果、

漏水が起き、内装まで傷んでしまいました。

早めの対応が大切です。

この時期の注意点

この段階での修繕は、建物の延命処置と考えるべきです。

工事を行う際は、

外壁・防水・鉄部などをまとめて行うことで、

効率的に進めることができます。


築30年:劣化の加速と構造部分の見直し

築30年になると、

表面だけでなく内部構造の劣化も進行します。

設備や給排水管の寿命も近づき、

次なる修繕が求められるタイミングです。

必要な修繕とタイミングの目安

築30年で優先すべき修繕は以下の通りです。

  • 給排水管や電気配線の更新
  • エレベーター・ポンプ類の更新(故障リスクが高まる)
  • バルコニーや階段の防滑処理・補修

築33年の修繕工事では、

給水管の内部が錆で詰まり、

断水トラブルが多発していました。

入居者の不満が大きくなり、退去が相次いだのです。

タイミングを逃さず、構造的な改善が必要です。

リスクを見極める

この時期の修繕を怠ると、

建物の安全性に関わるトラブルが発生します。

放置による損失(退去・事故対応など)は大きいため、

早めの対応が求められます。


築40年:建て替えか?大規模リノベーションか?

築40年を超えると、

多くの物件が耐用年数の限界を迎えます。

この時期の選択は、

今後の物件活用戦略を大きく左右します。

選択肢とその判断基準

築40年以上では、以下のような判断が必要になります。

  • 建て替え(構造的に限界を迎え、修繕が難しい場合)
  • フルリノベーション(立地や入居率が高く、構造体が健全な場合)
  • 用途変更(賃貸住宅から店舗や倉庫などへ)

築41年のマンションでは、

入居率が90%を超えていたため、

耐震補強を含めた

フルリノベーションで資産価値を維持しました。

修繕と資産価値のバランス

築40年超での修繕は、

慎重に判断する必要があります。

将来的な資産価値を考慮し、

長期的な経営戦略として

「活かすか」「建て替えるか」を見極めましょう。


まとめ

築年数ごとに必要な修繕内容と

タイミングは大きく異なります。

築20年では、

外壁や防水のメンテナンスを中心に、

建物の劣化を防ぐ初期対応が重要です。

築30年では、

配管や設備といった内部構造の更新を進め、

入居者満足と安全性を高めることが求められます。

そして築40年を超えると、

建て替えやフルリノベーションなど、

経営全体を見直す判断が必要になります。

建物を長く安心して活用するためには、

築年数に応じた計画的な修繕が欠かせません。

静岡市でアパート・マンションの大規模修繕、

外壁塗装、防水工事を検討している方は、

是非この記事を参考にしてくださいね!

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